紀山石

紀山石とは

雄大な山々に息吹をあげ、
みごとなまでに白く
美しい姿を現した
陸奥の銘石

この神聖ともとれる白く美しく均整がとれたその石で作る墓石は、

大切な方への深い供養の念と安らぎをもたらし

時の流れを共に感じる事ができるでしょう。



産地証明書 ※日本石材産業協会の産地証明書も発行可能です。

経年劣化の少ない
良質な石材

紀山石は、吸水率が低く耐久性に優れ、また、高温多湿な日本の風土に適しており、寒冷地でも十分適応できる銘石です。外国産の石材が流通する現代においても根強い人気があり、絶大な信用と支持を得ています。


美しく気品のある石目

白く上品な青みを帯びた色合いと細目の粒子が、独特の優美をかもし出し、見るものを魅了し続けます。

紀山石は、山岡石材店芝山採石場で採掘した
日本を代表する高級銘石です。

芝山採石場

銘石「紀山石」を産出する 職人たちの現場

芝山採石場では、採掘から検品まで職人達がこだわりを持って行っております。
石は、「キズ」や「目」を読みながら採掘しなければならず、熟練の職人の経験がなければ不可能な作業です。
採掘した石を後工程用に石を整形する際も、小割り職人が石の「癖」を見極め的確な形状に整えていきます。
こうして、紀山石は採掘から出荷まで、さまざまな職人の目と技によって高品質を保たれながら皆様の元に届けられます。


採石から出荷まで

1採掘

火薬による発破の他、ワイヤーソーで石を外しています。石のキズを読み、どのように石を外すのかを職人が判断いたします。

2大割

岩盤から外れたままの大きな石のかたまりをおおまかに整えます。石の目を読みながら削岩機で開けた穴に「セリ矢」という鉄製の矢を差し込みハンマーで割って整形します。

3検品

水などを掛け、職人が石の「癖」を読みます。さまざまな癖のある部分に印を付け、小割り職人の作業がスムーズになるように準備します。

4小割

前工程の検品時につけられた印を読み解きながら整形します。大割と同じように、削岩機とセリ矢などで石を割っていきます。

5検品

小割の完了後再度検品します。奥深くに入り込んでいる「サビ」や「シロオビ」といった「癖」を検出する他、髪の毛よりも細く紛れている「癖」もあるため、最大の注意を払い検品します。

6出荷

検品をクリアした石は石の表情が分かりやすい状態に切削され、ストックヤードへ。全ての出荷石材にスミ掛け、及び管理番号が振られ、大型のトレーラーで全国の取引先へと出荷されていきます。

制作実績


墓石(和型)


モニュメント


観音様